スローガン:「桜梅桃李~自分らしく咲く、最高の一瞬を」

今年の鵬雲祭は、三日間にわたって開催されました。
スローガン「桜梅桃李」は、それぞれが違う花を咲かせるという意味。
誰かと比べるのではなく、自分らしく。
その想いが、校舎のすみずみにまで広がっていました。

 一日目|文化祭初日:声と笑顔が響いた日

開会式で幕を開けた初日。
活弁披露では、無声映画に命を吹き込む語りが響き、ミュージックコンテストでは、クラスごとの個性が歌声に乗って広がりました。
パビリオンでは、教室ごとに工夫を凝らした展示が並び、生徒会企画のカラオケとクイズ大会では、笑顔と拍手が絶えませんでした。

鵬雲祭 

二日目|文化祭二日目:知と表現が咲いた日

報道部による上映から始まり、自然科学部の発表、3年生による生命地域学のプレゼンテーション。
吹奏楽部の中高合同演奏会では、音の重なりが空間を包み、神楽愛好会による「恵比寿」では、会場にたくさんの福が配られました。
展示パビリオンも引き続き賑わい、来場者の足が途切れることはありませんでした。

鵬雲祭

 三日目|体育祭:全力で咲いた日

最終日は、青空の下での体育祭。
競技に挑む姿、仲間を応援する声、勝敗を超えた絆と熱気が、グラウンドいっぱいに広がりました。
地域の皆さんや保護者の皆さんにもご参加いただき、玉入れや綱引きでは、笑顔と歓声が絶えない時間となりました。

鵬雲祭鵬雲祭

 桜のように華やかに、梅のように凛として、桃のように優しく、李のように静かに。
誰もが違う花を咲かせながら、ひとつの景色をつくりあげた三日間でした。
三日目の閉会式では、校長先生が各クラスの合唱曲の歌詞を引用しながら、それぞれの花を咲かせたと挨拶されました。

三日間を通して、たくさんの地域の皆様、保護者の皆様にご協力・ご参加いただきました。
皆様の温かなまなざしと支えがあってこそ、鵬雲祭を無事に終えることができました。
心より感謝申し上げます。

来年もまた、それぞれの花が咲くことでしょう。
その一瞬一瞬が、誰かの「最高の一瞬」となりますように。