10月20日に、広島新庄高校の生徒会や国際交流グループの生徒、併せて12名が飯南高校に来校され、本校の生徒会執行部と生命地域学課題研究24班、26班の生徒が交流を行いました。この交流会は、新庄高校の生徒会の皆さんが「『住みたい田舎ランキング1位』の飯南町にある飯南高校とぜひ交流したい」という思いから実現したものです。

交流会はトークフォークダンスによるアイスブレイクから始まり、両高の活動報告を行いました。新庄高校からは生徒会の取り組みと、台湾での国際交流活動についての報告がありました。本校からは、課題研究2班の活動内容を紹介し、双方で質疑応答を通じて理解を深めました。

広島新庄高校との交流会

その後、「私たちの住む町をより良くするために高校生にできること」をテーマに、4つのグループに分かれてグループトークを実施しました。互いの活動や地域について詳しく説明し合い、情報交換を行いました。各班で学んだことや今後に活かしたいことをまとめ、全体でも共有しました。

広島新庄高校との交流会広島新庄高校との交流会

飯南高校生からは、

  • 飯南町はお店や交通手段などが少なく、デメリットもたくさんあるけど、グループトークで飯南町について伝えたら、良いところがたくさんあり、地域の方からたくさん支えられていることが分かりました。改めて地域について考えることができました。
  • 思っているより飯南町はとても住みやすくいい町だということに気づきました。他校の生徒会や研究の内容などについて知ることができたので、自分たちの活動に取り入れられる所は生かすようにして、普段の生活でも視野を広げて過ごしていきたいです。
  • 今回の交流会では、地域ではない人からの意見をたくさんもらったので、斜め上からの視点が多くてとてもためになった。

新庄高校生からは、

  • 飯南高校のように地域との交流ができる活動を考えて実行したいと思いました。
  • 同じ “田舎” という括りでも、それぞれ一番重要だと考えている問題点、着眼点の違いを学べた。
  • 飯南高校と町との関わりが深く、新庄高校では真似できないような活動が多くあり、これから少しでも地域と学校のかかわりを増やせるようなことを企画できたらなと思った。
  • それぞれの町との関わり方があるので、互いの良いところを参考にしつつ、その町らしさをより生かしていきたい。

などの感想がありました。

参加者全員が「また交流したい」と答えていて、とても有意義な交流会となりました。

11月3日には、本校生徒会執行部の生徒が、新庄高校の学校祭の視察に行かせてもらう予定です。