研修旅行 グループ発表(2年生)
2025年10月09日
10月8日、2年生による研修旅行の振り返り発表が行われました。
この授業では、各班が研修旅行中の体験をもとに、自分自身に起きた変化や学びを発表しました。
発表の冒頭では、生徒一人ひとりが「研修旅行を通して自分に起きた変化」について語りました。
その内容は、どれも個性豊かで、成長の跡が感じられるものでした。
・計画通りに進まない場面でも、臨機応変に対応できる力がついた
・自分から話しかけたり、主体的に行動する力が身についた
・様々なパビリオンを見て、想像力が広がった
・不安なことも、周囲に相談できるようになった
・大学見学を通して、進路の考え方が変化した
こうした言葉の一つひとつに、生徒たちが研修の中で何を感じ、どう成長したかが表れていました。
大阪万博では、各班が様々な国のパビリオンを訪れました。
音や香り、映像など五感を通して異文化に触れ、「世界の雰囲気を肌で感じることができた」との声が多く聞かれました。
中には、動画を用いて展示内容を紹介する班もあり、視覚的にもわかりやすく、工夫された発表が印象的でした。
万博では、班ごとに「海外ミッション」にも取り組みました。
「外国の方と写真を撮る」や、「現地の言葉で挨拶をする」など、最初は緊張していた生徒たちも、次第に笑顔で交流を楽しむ姿が見られました。「言葉は違っても、気持ちは伝わる」そんな実感が、発表の中にも込められていました。
「出発前はあまり興味が持てなかった」という率直な声もありました。
しかし、実際に訪れてみると、「展示の内容に感動し、学びを得ることができた」と語る生徒が多くいました。
「知らなかったことを知ることができて、本当に自分のためになった」
「研修旅行で万博に行けてよかった」
そんな言葉が、発表の締めくくりに響いていました。
この発表授業を通して、生徒たちは「自分の言葉で語る力」と「他者の視点に触れる喜び」を育みました。
研修旅行は、単なる移動ではなく、心の旅でもあります。
今回の経験が、生徒一人ひとりの進路や価値観に、確かな影響を与えたことが感じられる1時間でした。
今後も、生徒たちが自らの学びを深め、広い世界へと羽ばたいていくことを願っています。