今年も元赤来中学校長の烏田勝信先生にお越しいただき、1月24日、25日に1年生が要約学習を行いました。

この授業は、1月27日に実施予定の【地域医療学習】の事前学習で、話された内容を図式化し、発信力の向上を図ることを目的としています。

烏田先生は「『要約学習=図式化』。図式を手に入れてほしい。」と話され、先生が書かれた図式の良い例や悪い例を見せていただき、図式の書き方を学びました。キーワードを書き、矢印やイラスト等を取り入れながら立体的に図式化することで、プレゼンする際に見ずに語ることができるようになっていくそうです。

要約学習

生徒たちはまず、短い文章を図式化することに挑戦しました。そしてその図式をもとに、グループ内で何度もプレゼンしました。初めは40秒という短い時間でプレゼンすることが難しそうでしたが、回数を重ねるとだんだん端的に話すことができるようになっていました。

後半は、長い文章を図式化しました。長い文章でも書き込みすぎず、できるだけシンプルに図式化することがコツだそうです。長い文章の図式も、変わらず40秒でプレゼンをする練習をしました。何度か練習するうちに、何も見ずに、重要な部分をピックアップして語ることに自信がついてきているようでした。

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その後も、自分の書いた図式を見ながら文章化したり、耳で聞いた文章を図式化したり、飯南高校の「良さ」「さらに良くするためには」をキーワードで書き出したりする練習をしました。

様々な方法を体験し、図式の幅広い活用の仕方を感じたのではないでしょうか。地域医療学習だけでなく、その他の場面でも図式を取り入れていってほしいと思います。