TT授業では

中高一貫教育の一環として、赤来中学校・頓原中学校に飯南高校の教員が出かけたり、両中学校から高校に出向いてもらったりして、TT(チームティーチング)授業を行っています。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、年度当初はTT授業を行うことができませんでしたが、7月から再開し、中学校と高校の教員が連携・協力して授業を展開し、一貫した学習指導や生徒理解に繋げてきました。

出前授業

本校1年生を対象とした中高一貫教育についてのアンケート結果では、ほとんどの生徒がTT授業について、「わからないことを聞きやすい」など、肯定的に受け止めていることが分かりました。連携中学校出身の生徒もそうでない生徒も、中高一貫教育の良さを感じているようです。

出前授業では

2月には、赤来中学校・頓原中学校の3年生を対象に、地歴公民、国語の出前授業を行いました。

地歴分野では「お金で見る日本の歴史」、公民分野では「国際貿易からグローバル化を考える」、国語では「現代語と古語の“敬語”について学ぼう」をテーマに、授業を展開しました。

出前授業

地歴公民では、クラスで考えを出し合いながら、社会の仕組み等を考えていきました。高校では中学校の社会が「世界史」「日本史」「現代社会」などの授業に分かれます。歴史の流れや社会背景を考察し、中学校で学んだ内容を更に掘り下げていきます。

国語では、社会で人と関わる時に必要となってくる敬語の種類を学び、間違えやすい敬語を押さえました。高校で始まる「古典」の授業で出てくる古語にも繋がっていくことを感じてもらいました。

出前授業では、TT授業とはまた違った形で、高校の授業の一片を体感してもらえたのではないでしょうか。