1月21日に、元赤来中学校校長の烏田勝信先生にお越しいただき、1年生が「要約学習」を行いました。

この学習は、28日に予定している「地域医療学習」の事前学習として設けました。飯南町の地域医療に関わる方々話を聞いたりインタビューしたりする際、要約学習を活用しまとめるためです。

要約学習 

前半は、要約し図式化する方法を教えていただきました。

文章の中から、「この言葉を使わないと伝わらない」というキーワードを選び出し、できるだけシンプルに構成すること。囲みや矢印を使い、分かりやすくすることで、プレゼン(内容伝達)する際に話す順序や長さ等、臨機応変な対応ができるとわかりました。図式力は読解力でもあり、話を端的に把握できる力に繋がっているとおっしゃっていました。

この図式化を体得していくために、烏田先生から様々な図式を見せていただき、よい図式を学びました。そして、実際に文章を見ながら図式化し、グループ内で何度もプレゼンを重ね、“語りかけるようなプレゼン”を目指しました。生徒達は、何度もプレゼンを行うことで、短い時間の中で端的に伝えるプレゼンを身につけていきました。

要約学習要約学習

後半は、文章を聞きながら図式化して発表したり、様々な課題について自分の考えをまとめてプレゼンしたりする【情報活用能力(メディアリテラシー)】を伸ばす学習をしました。自分の考えを、文章ではなく図式でまとめることで、考えが出しやすいことが分かりました。

これらは、プレゼン力にも繋がっていくので、図式をこれからも活用し、レベルアップしていってほしいと烏田先生は話しておられました。

今回学んだ「要約学習」を、「地域医療学習」でもしっかりと活かしていきたいと思います。