生命地域学「地域医療について学ぶ」授業を行いました(1年生)
2020年02月05日
1月31日に、飯南町保健福祉センターで1年生が「地域医療について学ぶ」授業を行いました。
まず、飯南病院の高橋事務長から飯南病院の説明を受けた後、角田院長からQOL(クオリティオブライフ)向上を目指して取り組む飯南町での地域医療の現状をお聞きし、医療機器体験もさせていただきました。
その後は、地域医療に携わる様々な職種の方々9名にご協力いただき、インタビューを行いました。【医師・歯科医師・歯科衛生士・看護師・社会福祉士・理学療法士・管理栄養士・保健師の皆さん】
生徒たちは、事前に調べていた仕事内容をもとに質問を考えていましたが、地域医療に対する考えやその職業に就いたきっかけ、やりがい等をお聞きする中で、調べるだけでは分からなかった様々なことを知ることができました。それを班ごとに模造紙にまとめ、発表を行い、講師の方々から講評をいただいて全体で共有しました。
生徒からは、「地域医療は地域全体で協力して考え、取り組んでいく事が大切だと分かったので、自分にできることを考えていきたい。」「今までお世話になった方々への恩返しをやりがいと捉え働いておられるのがとても印象に残った。」「その職業の良い面ばかりを見ていたが、大変なこともたくさん知ることができた。でも、それ以上にやりがいを感じられると思った。」等の感想がありました。
また、各班の発表を見て、「発表では、まだ伝えられることがたくさんあったし、もっと工夫した方がよかったと思った。他の班の発表を見て、気付いたことや反省点が多かったので、次に活かしていきたい。」「習った図式を使ってまとめることができた。」等も聞かれました。
他の班の発表を見る中で、事前学習で学んだ図式化の見やすさや分かりやすさ、前を向いて発表する大切さを体感したようです。
飯南町の地域医療に携わる方々の思いに触れ、地域に対する思いや職業に対する考えを深めることができました。ありがとうございました。