10月、11月に飯南町や美郷町では、各地区の宮に囃子奉納が行われます。

本校では『はやしこ』を地域学習の一環として捉えており、【地域在住の生徒が郷土の文化の担い手として活動することを奨励するとともに、県外出身の生徒が飯南地域の文化にふれる契機とする】ことを目的に、多くの生徒が公欠扱いで祭りに参加しています。

3年前から県外の寮生もホストファミリーの皆さんにお誘いいただき、地域の伝統行事を体験しています。

はやしこはやしこはやしこ

生徒からは、

「高校生活で最後のはやしこだった。地域の方々とコミュニケーションがとれる良い機会。周りを見てみると、様々なところでたくさんの人の支えがあり、大人の方々は改めてすごいと感じた。来年からは社会人になるので、しっかりと視野を広げて積極的に行動することを意識してやっていきたい。」

「昨年に続き、2回目のはやしこ参加となった。去年とは違い、太鼓のリズムやバチの回し方も上手にできるようになった。休憩時間は地域のたくさんの方と話し、元気をもらうことができた。地域全体で行うはやしこはとても達成感があった。地域の大切な行事を体験させてもらったと思う。(寮生)」

「自分の地元では味わえないことだし、地域の人とも交流ができて、非常にいい経験になった。はやしこを通して飯南町のことを教えてもらい、自分のためになった。今後もたくさんの地域行事に参加し、地域の方々と交流し、飯南町についてもっと知りたいと思った。(寮生)」

などの感想が聞かれました。

地域の方からは、

「はやしこの参加は郷土愛を育み、地域の状態を肌で感じ取れるいい機会。地域に貢献しようとする気持ちは素晴らしい。」

と言っていただきました。

地域の方々の思いに触れるとても貴重な機会となりました。ありがとうございました。