いのちの楽習講座を行いました(3年生)
2019年07月05日
7月2日、3年生を対象に心と性の健康相談事業を行いました。
日本助産師会島根県支部バースデープロジェクトから3名の助産師の方にお越しいただき、いのちの楽習出前講座を行いました。
前半は「生まれてきた自分の命」、後半は「未来へつなぐ命」について学びました。
はじめに、命の始まりや妊娠の経過、父母の気持ちの変化等について、図なども用いて説明してくださいました。
男子生徒2名が8キロのジャケットを付けて妊婦体験をし、妊婦さんの大変さも体感しました。
この講座のために、乳児を連れて親子二組も来てくださり、妊娠中や出産の瞬間、子育て中の気持ちをお聞きしました。触れ合い体験もさせていただき、癒される時間となりました。ありがとうございました。
後半は、思春期の気持ちや体の変化等について学びました。自分の体のリズムや特徴を知り、変化に気づくことや、正しい情報を得る大切さが分かりました。また、性的同意やデートDVについても考える時間がありました。相手の意思を確認し、対等な付き合いをすることは当たり前だと分かっていても、ハッとさせられたという生徒もいました。
その他に、「母親が大変な思いをして生んでくれた命なので、大切にしようと改めて思った。」「僕たちははるか昔から命をつないで生まれてきたのだと実感した。そして、僕たちがいることはほぼ奇跡のような感じがした。」「小学校からバースデープロジェクトの授業を受けてきたが、大人に近づいた年齢だからこそ考えさせられることがあった。」等の感想がありました。
性に関する正しい知識を身に付け、自分の行動に責任を持つための貴重な時間となりました。