例年10月、11月に、飯南町では各地区の宮に囃子(はやしこ)奉納が行われます。新型コロナウイルス拡大に伴い、ここ2年間は行われていませんでしたが、3年ぶりに町内では来島地区の宮で囃子奉納が行われ、本校の生徒も宮の祭りに参加しました。県外出身の寮生もホストファミリーの皆さんにお誘いいただき、地域の伝統行事を体験しました。

3年ぶりの囃子

囃子に参加した生徒は、

「小さい子からお年寄りまで大勢集まっていて、活気があふれていたし、地域のまとまりを感じた。(寮生)」

「祭りを見る側ということはあったが、参加する側というのは今まで無かったので、とても新鮮で、地域の方の気合を感じた。皆さんに親切にしていただいて、とても楽しかった。(寮生)」

「短い時間だったが、その分引き締まっていて楽しめたし、やり切った。色々な年代の方と話せるいい機会で、協力してできたと思う。今年が最後の参加になるかもしれないが、小さい頃から参加していた伝統行事に久しぶりに参加でき、かけがえのない思い出になった。(3年生)」

と話していました。

地域に根差した伝統文化に触れ、地域の方の思いを聞き、飯南町への理解を深めることができました。そして、人と人との繋がりや世代間交流の温かさを体験させていただきました。ありがとうございました。