11月29日に、図書委員会企画「レモンパイを作ろう」を行いました。

「赤毛のアン」 L・M・モンゴメリ著作の主人公のアン・シャーリーは想像力や空想の力で、災難な幼少期を乗り切り、日常を彩りました。このお話を読むと、想像は心を豊かにし、前に進む力ではないかと考えさせられます。

今回調理したレモンパイは作中に数回出てきますし、著者がレシピを残しています。著者に親しみのあった食べ物が、物語のどのような場面で登場し、何を思って作られたのか、生徒に想像・体験して欲しいと思い、企画しました。

ただ、調理は簡単そうに見えて、経験がないとうまくいかない事があります。どれ一つとして同じレモンパイはありません。焼きすぎてしまったり、レモンクリームが溢れてしまったり…自分が思い描いていたレモンパイを作ることができた生徒は何人いたでしょうか。どうすれば想像どおりのレモンパイになったのかを、少しでも振り返ってもらえたらと思います。

レモンパイ作り

小説は物語の中で失敗も成功も追体験することができます。架空の体験でも「アン」のように想像を膨らませることで日常の困難を乗り切る力になるかもしれません。これからも想像力をかきたてられるような図書委員会企画を計画していきますので、参加をお待ちしています!