9月13日に、島根助産師会から3名の助産師の方にお越しいただき、3年生を対象にバースデー講座を行いました。

前半は、生まれてきた自分の命について考えました。

妊婦の身体や心の変化、お腹の中の赤ちゃんの成長の様子、周りの人の支援の大切さ等をお聞きしました。また、8キロの妊婦ジャケットをつけた妊婦体験や抱っこ体験をさせてもらったり、「親子ボランティア」として来ていただいた坪倉さんからお話を伺ったりもしました。6か月のそうすけくんの表情やしぐさに、自然と笑みがこぼれる生徒たちでした。

後半は、未来へつなぐ命について考えました。

妊娠・出産は、責任を持って生み育てるという覚悟や生活力も必要だと分かり、正しい知識を身につけること、ライフプラン立て、自分の行動に責任を持ち、自ら判断し行動していくことが、これから新しい社会に出ていく3年生にとって大切なことだと学びました。

それと共に、一人ひとり違って当たり前という時代であり、多様性を受け入れ、お互いに理解することの大切さも改めて学びました。

バースデー講座 

生徒からは、

「出産の大変さや命の大切さをより感じることができた。母がどれほど苦労して生んでくれたか分かったので、感謝したいと思った。たくさんの人のお陰で今生きていることを感じ、命を大切にしていきたい。」

「赤ちゃんが実際に来てくれたことで、大切な命ということをより感じることができた。自分が生まれたことは当たり前のことではないと感じ、感謝の気持ちを持って生活していきたい。」

「自分が今元気に生きていることは、たくさんの人のお陰だと改めて感じた。自分も周りの人も大切にしたいと思った。」

「自分の誕生日に親に「生んでくれてありがとう」と伝えているが、とても大切なことだと実感した。18歳になったので、自分の行動一つ一つにしっかりと責任を持ち、立派な大人になりたいと思った。」

などの感想が聞かれました。

今の自分がいることは決して当たり前ではないことを感じると共に、今後の生き方について考える時間にもなりました。

助産師の3名の皆さん、親子ボランティアできてくださった坪倉さん、ありがとうございました。