本校2年生の片地ことのさんが、第41回全国高校生読書体験記コンクール島根県審査で最高賞に当たる「優良賞」を受賞しました!

「読書体験記コンクール」では、本との出会いによって自分の中にどんな変化が起きたのか綴る作品を募集されています。

片地さんは、高校野球が好きで惹かれたという本『やる気にさせる 高校野球監督の名言ベスト66』(ベースボール・マガジン社 田尻賢誉著)の中にある「小さなことに全力で取り組み、確実にする子は間違いなく大きな仕事ができる」という名言が、あることに繋がると感じたそうです。
それは、5歳から始めて現在も続けている「神楽」。神楽では、舞い手に男性が選ばれることが多く、主役になれない悔しさがあったそうです。しかし、この名言に出会い、心の中に持ちながら練習を続けたところ、認められるようになったという片地さん。今年の7月に行われた「高校生の神楽甲子園」でも、飯南高校の神楽愛好会の主役として好演し、個人名を挙げて評価されていました。

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そういった体験や支えてくれる人への感謝の気持ちを『ことだま』という作品に綴り、言葉の持つパワーを読み手に伝えました。片地さんは「『ことだま』を読んだ人に神楽の魅力を知ってほしいし、名言に救われたので、そういった体験をしてほしい。」と話していました。

『ことだま』は、県内13校、2441点の応募作品の中から「優良賞」に選ばれました。

この後、各都道府県で選ばれた「優良賞」47編が、中央選考会(全国審査)に送られることになっています。