３月３日に、第７０期卒業生６２名の卒業証書授与式を行いました。

新型コロナウイルス感染症対応に係る文部科学省及び島根県教育委員会からの通知を受け、一部を変更しての実施でした。

校長式辞ではまず、卒業式が実施できたことに対しての気持ちが述べられました。そして、「夢や理想を大切にし、その実現に向けて努力してほしいこと」、「ふるさとを思う気持ちを大切にしてほしいこと」の二つについて、はなむけの言葉として贈られました。

在校生代表として出席した生徒会長の岡夢乃さんは、鵬雲祭や部活動等の三年生の姿を取り上げ、一つの目標に向かって全力で取り組む三年生の姿勢に常に刺激を受けていたことを語ってくれました。今後生徒会長として、伝統を受け継いだ上で新しいことにも挑戦し、よりよい学校作りをみんなでしていきたいという熱い思いも聞かれました。

卒業生代表の答辞では井上暢倭さんが、たくさんの仲間と協力することで成功へと繋がる魅力を実感できた行事や、絆の強さを感じた三年間を振り返りました。そして、地域や家族の皆さん、先生方の支えがあったからこその三年間で、そのことへの感謝の気持ちが伝えられました。

来賓や在校生の出席を取りやめ、マスクを着用しての式となったり、卒業証書を代表者のみが受領したりするなど、例年とは違う形の卒業式でしたが、一人一人が呼名に応える大きな返事や校歌の歌声は飯南高校が誇る素晴らしいものでした。

各クラスのホームルームで、一人ひとりにしっかりと卒業証書が手渡されました。

卒業生の今後の活躍を期待しています。卒業おめでとうございます！