「余白JOURNEY90」「大人の生命地域学」実践発表を実施しました
2026年03月16日
3月13日に、1年生の総合的な探究の時間にあわせて、飯南町が主催している「余白JOURNEY90」「大人の生命地域学」の実践発表が行われました。
飯南高校の地域探究学習「生命地域学」では、「自分の好き」と「誰かの願い」をかけ合わせ、地域の人を喜ばせるための企画を立案・実践し、その軌跡を発表する学びに取り組んでいます。今回は、飯南町のブランドメッセージである「余白あります。」にもつながる実践として、地域で活動する大人の方々からお話を伺いました。
今回発表してくださったのは、藤野翔太郎さんと佐々木康弘さんのお二人です。
藤野さんは、「飯南町の“人”にフォーカスした『余白あります。』の訴求動画制作」をテーマに発表されました。余白JOURNEY90の実践者として1月から3月まで飯南町に滞在し、町内各所を訪れながら感じた飯南町の魅力や可能性について紹介されました。発表では、町の人へのインタビューをもとに制作した動画も披露され、生徒からは「飯南町の人のあたたかさが伝わった」「短い動画の中に魅力が詰まっていて分かりやすかった」「自分の強みである動画を生かして地域の良さを伝えていてすごい」といった感想が多く聞かれました。普段この地域で生活している生徒にとっても、あらためて飯南町の良さを見つめ直す機会となりました。

佐々木さんは、「子どもがより主体的に、豊かに育つ放課後時間をつくりたい」をテーマに発表されました。昨年8月から「外遊びキャラバン」と題して、頓原公民館に集まる子どもたちが自由に外遊びを楽しめる場づくりを継続されています。生徒からは、「継続することの大切さが分かった」「子ども主体の取組が素晴らしい」「子どもたちの居場所を自分から作ろうとしているところがすごい」「外遊びが子どもや地域に大きな影響を与えることに驚いた」などの声が寄せられました。子どもたちから“ヤッピー”の愛称で親しまれている佐々木さんの発表からは、活動そのものの面白さだけでなく、人と関わり続けることの価値も伝わってきました。

今回の発表は、1年生にとって、2年次から本格化する「生命地域学」の学びに向けて、地域資源の見つけ方や地域課題への向き合い方、さらに相手に伝わる発表の工夫を学ぶ大変よい機会となりました。地域で実際に行動している大人の姿に触れたことで、生徒たちがこれから取り組む探究活動をより具体的に思い描くきっかけにもなったのではないかと思います。
本校では、「描く力」「関わる力」「発信する力」の育成を目指し、これからも地域とつながりながら、生徒一人ひとりが地域の魅力や可能性を見つけ、発信していく学びを大切にしていきたいと考えています。

