4月27日、28日の2日間、1年生を対象とした「要約学習」を実施しました。講師に、元赤来中学校長の烏田勝信先生をお迎えしました。

烏田先生には、飯南高校の生徒たちが「著作権違反にならない正しい調べ学習」を身につけ、「前を向いて堂々と語りかけるようなプレゼンテーション」ができるようになることを目指し、毎年この時期に来ていただいています。

「要約学習」を学び、文章や情報を「図式化」する力をつけることは、「聞く・読む・書く・話す」という言語4技能の向上につながるそうです。日々の勉強や試験はもちろん、今後の学校生活や進路選択などの様々な場面で役立つ一生もののスキルであるため、今年も入学後の早い時期に開催しました。

烏田先生は、「図式力=読解力。図式をマスターすることで、全ての言語力が向上し、語りかけるようなプレゼンにつながる」と話され、良い図式やプレゼンテーションの具体例をたくさん見せてくださいました。 良い図式とは、単に文章のキーワードを書き出すだけでなく、矢印や囲み、イラストなどを活用して立体的に表現すること。そうすることで、情報が視覚的に整理され、頭に入りやすくなります。

赤来中学校など近隣中学校出身の生徒は、中学校の頃から烏田先生に要約学習を習っていましたが、今回初めて体験する他の中学校出身の生徒たちも、先生のアドバイスを受けながらスムーズに書き進めていました。

図式が完成した後は、2人1組のペアになり、自分が作成した図式を見ながら相手に伝えるプレゼン練習を行いました。制限時間はわずか40秒。最初は時間が足りずに途中で終わってしまう生徒がほとんどでしたが、グループ内で相手を変えながら何度も挑戦していきました。ステップアップとして、「図式を見ずにプレゼンする」ことにも挑戦しました!

要約学習

最初は苦戦していた生徒たちでしたが、回を重ねるごとに「どの情報が最も重要か」を自分で判断し、伝えたい内容を端的にまとめて時間内に伝えられるようになっていきました。

後半に取り組んだ「聞き取り図式」は、読み取りよりもさらに難易度が高く、生徒たちは集中して耳を傾けながら必死に手を動かしていました。

生徒たちは「文章を図式化する」「図式を見てプレゼンする」だけでなく、聞いた話の図式化、図式からの文章化、自分の考えのまとめ方まで、幅広い活用の仕方を体験しました。

今後の高校生活の様々な授業、探究学習、日常生活の中でも、今回学んだ技法を積極的に活用して、自分のものにしていってほしいと思います。

烏田先生、今年も熱心で丁寧な指導をしていただき、ありがとうございました!