2月26日、図書委員会企画で「和綴じノート作り」を行いました。

今回の企画では、日本の書物の歴史について学び、伝統的な和綴じノートを生徒一人ひとりが作製しました。

R6年3学期図書企画


最初に、司書が日本の書物の歴史について説明をしました。記録を残すための木簡・竹簡から始まり、時代とともに娯楽などの楽しむための冊子へと形を変えていったという話に、生徒たちは耳を傾けていました。


歴史を学んだ後は、和綴じノート作りに挑戦です。和綴じ本を綴る手順が書かれた冊子を見ながら、生徒たちは一針ずつ丁寧に糸を通していきました。途中、糸が絡まり、戸惑う姿がありました。ですが次第に集中力を高め、作業を進めていました。完成したノートを手にした生徒たちは、達成感で満ち溢れた表情を見せてくれました。

R6年3学期図書企画2R6年3学期図書企画

「いつの間にか集中して、夢中になっていた」

「わからないところは聞いて、お互いに教えあった」

生徒たちの感想からも、協力し合いながら楽しく作業に取り組めたことが伝わってきます。

 

~おまけ~ 紙トランクケース作り
和綴じノート作りの後は、おまけとして1学期に好評だった紙トランクケース作りも行いました。1学期に作製した生徒も、初めての生徒も、集中して作っていました。

今回の図書委員会企画は、生徒たちにとって日本の伝統文化に触れる、本の大切さを知る機会となりました。完成した和綴じノートには、きっと生徒たちの夢が綴られることでしょう。