【小中校一貫教育】飯南町ふるさとシンポジウム(3年1組G班・2年1組)
2024年12月16日
12月5日に、来島交流センターで「飯南町ふるさとシンポジウム」が開催されました。5年ぶりに、小中高校生が一つの会場に集まっての開催で、町内の小学6年生(複式学級の場合は5年生も)、中学3年生および、本校の2年1組、3年1組G班の生徒が参加し、ふるさとに係る学習成果の発表、意見交換を行いました。
本校の研究発表は、3年1組G班(中山拓巳さん・成田花梨さん・宮本樹里斗さん・森山佳保さん)が、生命地域学の課題研究で約1年半取り組んできた成果を発表しました。
G班は「高齢者と体を動かそう」をテーマに、町内福祉施設(あかぎの里・あゆみの杜・愛寿園・庵)のお年寄りが「楽しみながら体の機能を向上させること」を目標に、握力に着目した「ぞうきん絞り大会」を実施しました。大会後、7割の方に握力の向上が見られたことから、ぞうきんを絞るという昔ながらの動作をレクリエーションにしたことが大きな要因だったことなどを発表しました。
全ての発表が終わると、小中高校生が一緒のグループになり、発表に対しての意見交換やグループ協議を行いました。中高生を中心に各班で話し合った内容の中から、今あるものを活用し、更に魅力的にするためのアイデア等を全体で共有しました。
塚原町長は、「【ふるさとシンポジウム】は、ふるさと教育、ICT教育、小中高一貫教育をMIXした行事だ」とおっしゃっていました。小さい町だからこそできるこの規模のシンポジウムで、それぞれの年代で感じた飯南町の良さや課題、解決するための取組等を知り、ふるさとについて見つめ直す時間になりました。