5月1日、2日に烏田勝信先生にお越しいただき、1年生を対象に要約学習を行いました。

烏田先生は以前、赤来中学校長を務めておられ、その頃から取り組んでおられた「著作権違反にならない調べ学習」や、「前をみて語りかけるようなプレゼン」ができる生徒を育てるために、飯南高校に毎年【要約学習】の手法を教えに来てくださっています。

要約学習を学び、「図式化」を覚えると、聞く・読む・書く・話す力が向上し、勉強や試験、生活の中で役立つということで、今年も早い段階で1年生に要約学習をしていただきました。

 

まず烏田先生に、良い図式やプレゼンの仕方を見せていただきました。文章の中で、キーワードとなる言葉を抜き出し、矢印や囲みを活用して立体的に図式化することが大切だと分かり、生徒たちも文章を読み、図式化する練習をしていきました。

要約学習

赤来中学校や近隣中学校出身の生徒は、中学校の頃から烏田先生に要約学習を習っていましたが、その他の生徒もスムーズに書き始めていました。

その後はペアになり、自分の図式を見ながら相手にプレゼンしたり、相手のプレゼンを聞いたりすることを繰り返しました。40秒という短い時間でプレゼンするのはとても難しそうでしたが、回を重ねるうちに、伝えたい内容を選んで端的に伝えられるようになっていきました。

要約学習

「文章を図式化する」「図式を見てプレゼンする」以外にも、「聞いた話を図式化する」「図式を見て文章にする」「自分の考えをまとめ発表する」ことにも挑戦しました。

いくつもの文章を図式化し、プレゼンを繰り返すことで、スムーズに取り組めるようになっていく姿から、生活の中で意識して活用していくことで、自分のものとし、力を高めていくことができる学習だと感じました。

今後も、様々な場面で活用していってほしいと思います。烏田先生、ありがとうございました。