1月18日と19日に赤来中学校の元校長である烏田勝信先生を講師としてお招きし、1年生を対象とした「要約学習」を行いました。

要約学習とは、文章や話された内容の要点を図式にし、発信する力を身につける学習です。 

図式化の手法を使うと、要点を絞って情報を整理し、自分の言葉で話すことができるようになります。

実際に、小・中学生の時に要約学習を受けたことのある生徒の中には、入試で役立ったという例もあるようです。

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授業の前半では、配られた課題文を8分間で読み、図式にするトレーニングを行いました。

その後、書いた図式をもとに、2人1組で40秒間お互いにプレゼンテーションし合いました。

相手を交代しながら回数を重ねるうちに紙を見ずに話せるようになった生徒もいました。

 31組

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 後半では、烏田先生が話される課題文を聞きながら図式化し、隣の席同士でどのようなお話だったかを40秒間で話しました。

「難しい」と声をあげる生徒もおり、耳で聞く情報を図式化することには苦戦したようです。

最後に、「飯南高校の良さと改善点」をテーマにそれぞれ書き出し、発表しました。

「先生と生徒の距離の近さ」「町外や県外から来た生徒が多く、多様性がある」「地域の方との関わりの深さ」などが挙げられました。

81組

今回の学習では、繰り返し図式化の練習をすることで上達し、「図式名人」の称号をもらった生徒が多数見受けられました。

1/26に実施予定の「地域医療学習」では今回学んだ図式化の手法を使い、地域医療に携わる職業の方にお話を伺う時間を設けています。

また、今後の授業だけでなく、日々の生活や高校を卒業した後などさまざまな場面で活かしてほしいと思います。