9月13日、14日に、2年生69人が中山間地域体験学習を行いました。

島根大学教育学部の作野広和教授の講義を受け、中山間地域について学んだ後、森林セラピー体験と、その他7つの活動から興味のある1つを選び、2つの体験をしました。

今年は、林業に関する「伐倒体験」「VR体験」を新しく盛り込み、中山間地域を支える林業についても理解を深めました。

中山間地域体験学習 

体験後は、班ごとに体験内容や課題などをポスター1枚に集約し、7班同時にポスター発表を行いました。昨年度までの全員が一つの発表を聞くスライド形式のものと違い、発表者との距離が近く、聞き手は自分たちが体験していない活動についても質問しやすいようでした。発表者も、自班の活動を一人一回は発表するようにしたことで、発表で何を伝えたいかを意識しながら聞き手に分かりやすく話す姿が見られました。

中山間地域体験学習

発表や質問を通して、自分が体験していない活動についても理解を深めることができました。

生徒からは、

「「地域を知ることは自分自身を知ること」という言葉が印象的だった。将来の選択にも繋がることが分かった。」(作野先生の講義)

「地域の課題にしっかりと向き合うことができた。そしてその地域を支える仕事を体験し、その大事さを知ることができた。これからも地域に目を向けて生活していきたいと思った。」

「飯南町の現状がよく分かった。課題にばかり目が行きがちだが、飯南町には課題以上の魅力をたくさん発見できた。」

「聞いてくれている人の方を向いたり、声に抑揚をつけたりなど、工夫・改善したい部分が多く見つかり、いい勉強になった。」(ポスター発表)

「字の大きさや写真の位置など悩んだ。文章や構成など、ポスター作りがどれほど大変か知ることができた。他の班の発表はとても個性的で、こんな説明の仕方もあるのかと勉強になった。」(ポスター発表)

などの感想が聞かれました。

たくさんの方にご協力いただき、貴重な体験を行うことができました。ありがとうございました。