1月29日の3年生出校日に合わせて、赤来ライオンズクラブの安部さんをお招きし、「薬物乱用防止教室」を行いました。

薬物乱用防止教室

違法薬物は1回でも使用すると「乱用」になることや、脳が大きなダメージを負ってしまうこと、依存性が強く止めたくても止められない怖さがあること等を教えていただきました。

薬物を使用した人が起こした事例もお聞きし、使った本人に影響があるだけではなく、周りにいる人や、関係のない人まで巻き込んでしまう危険性があるという、別の恐ろしさも感じたと思います。

 

また、近年「大麻は危険ではない」という間違った情報を信じ、大麻を使用して捕まる人が急増しているそうです。身近にいる人の誘いで手を染めてしまうことが多い薬物に対して、正しい知識を持つことや、断る勇気を持つこと、一人で抱え込まず相談することの大切さも学びました。

安部さんは、「自分とは関係のないことだと捉える人もいるかもしれないが、いつでもどこでも起こり得る問題であるという意識を持ってほしい」とおっしゃっていました。

実は、3年生はこの「薬物乱用防止教室」を1年生の時にも受けています。しかし、これから新しい社会に出ていく3年生にとって、この時期に学ぶことは1年生の時とは捉え方が随分違うのではないかと思います。安部さんは、「一人一人がすばらしい可能性を持っている。それをどう生かしていくのかを考え、新しい社会で活躍していってほしい。」とメッセージを伝えてくださいました。