12月20日に赤名農村改善センターで、3年1組の生徒が半年間かけて行ってきた課題研究の成果を披露しました。来年度課題研究を行う2年1組の生徒が参加した他、地域の方もお越しくださいました。

今年度は、8班に分かれ【自らの進路と関わる地域課題の解決】を目指して以下の研究テーマで発表を行いました。

 【研究テーマ】

 1班:「保育園児に体を動かす楽しさを知ってもらおう!」

 2班:「食と健康について」

 3班:「飯南町の森林資源を助け隊!!」

 4班:「特産品を使って飯南町をPR!!」

 5班:「トマトのロスを減少させよう」

 6班:「外国人の住みやすい町づくり」

 7班:「飯南町民の美意識を高める」

 8班:「琴引フォレストパークに来てみませんか!」

課題研究 最終発表会

当日は、原稿を見ずに自分たちの言葉で会場の皆さんに伝えようとする姿勢がしっかりと表れていました。そして、町内の温泉水を使って作った化粧水を試用してもらったり、考案したダンスを全員で踊ったり、クイズを出したりして観客を巻き込み、内容に注目させる発表の工夫もたくさん見られました。

生徒からも、「聞いてもらった人に“自分も健康について意識しよう”と思ってもらえるプレゼンにするために、どう言えば相手に分かりやすく伝えられるかなど、班のメンバーでしっかりと考えることができた。」「“楽しく伝える”ことを意識して行った。聴衆の記憶にしっかりと残るような印象を与えることを目標にし、メンバーで役割を決めて発表することができた。」等が聞かれ、相手に伝わる発表にするために、班全体で共通意識を持って取り組んだことが分かりました。

 

10月に行った中間発表会の時点では、発表に足りないデータや、計画途中のイベント、商品化案などがあり、12月の最終発表会に向けてどの班も精力的に取材や検証を行っていました。生徒だけでは実現できないような提案も様々な方面からご意見やご協力をいただき、研究を進めることができました。ありがとうございました。発表後の質疑応答の時間でも貴重な意見をいただき、より広い視点で考えさせられたようです。

また「来年度にイベントの継承をしたい」という思いを持った班もあり、2年生が引き継ぎ、更にテーマを深めてくれることに期待が持てました。

 

この半年間を振り返って、生徒からは

「生命地域学を通して、自分たちの考えた意見を聞いてもらえ、地域の方々に協力してもらい、地域のために活かそうとしてくれる人がいて、改めて飯南高校は恵まれているなと感じた。」

「中間発表を終えて、人が変わったかのように頑張った。保健センターの方からアドバイスをもらい、課題を見つけ、アンケートを取ったりして活動を重ねていく中で、班の団結力が高まった。最後まで続けられたのは、班のメンバーで支え合ったからだと思う。」

「生命地域学で町内の保育の現状などを知ることができて、進路に役立つと思う。進学先でも今回の発表内容を活かして、将来は飯南町に貢献したい。他の班も飯南町の魅力をうまく活用し、解決策を提案していて、この解決策がうまくいけば更によりよい飯南町に繋がると思った。発表の仕方もそれぞれに工夫があり、クラス全体で得ることがたくさんあった。」

「中間発表の時からどの班も進化していて驚いた。今まで飯南町の課題とこんなに長い期間向き合ったことはなかった。これで終わりではなく、これからも向き合っていかなければならないと思った。」

「どの班もギリギリまでいい発表ができるように頑張っていて、クラス全体で高め合えたからこそ今回のような発表ができたと思う。とてもいい経験になった。」

などの感想がありました。班のメンバーで、クラス全体で、そして飯南町の方々も巻き込んでの活動の中から得られたものはとても大きかったようです。

 

最終発表会後は、来年度18歳となり選挙権を得る2年1組の生徒が主権者教育の一環として投票を行いました。実際の選挙で使われている記載台や投票箱をお借りし、選挙を身近に感じながら模擬投票をすることができました。

課題研究 最終発表会課題研究 最終発表会

会場の皆さんの評価点と投票結果をもとに、一番いい評価を受けた3班が、1月31日に行われる「ふるさとシンポジウム」に参加します。高校生として考える地域課題や解決策を発信し、小学生や中学生と共に飯南町についての思いを深める時間にしたいと思います。