11月14日に、3年1組の生活デザイン「高齢者とかかわる」という単元の実習として、認知症サポーター養成講座を行いました。

昨年度に引き続き、認知症サポーター養成講座の講師役(キャラバン・メイト)として、保健福祉課から4名の方にご来校いただきました。

認知症サポーターとは、「認知症に対する正しい知識と理解を持ち、認知症の人やその家族を温かく見守る応援者」のことです。

前半は、認知症という病気を知るために症状や予防、対応・支援の仕方等をお聞きしました。認知症の方への理解ある接し方そのものが治療になるということや、その家族を支えることは認知症の人を支える活動の一環だということも学びました。

後半は、認知症の方への良い対応・悪い対応をグループワークを通して考えました。前半で学んだことをグループ内で共有しながら話し合いを進めていました。

認知症サポーター養成講座

【認知症サポーターとしてこれからできることは?】という問いには、「近所の高齢者としっかり関わる」「認知症の知識を周りの大人と共有する」など、高校生として今からできることをグループで話していました。

保健師さんは、「これらを行動に繋げることが地域・社会の大きな助けになるので、みんなの力に期待しています。」とおっしゃっていました。

誰でもなる可能性がある認知症についての学びを、卒業後社会と繋がる機会が増える3年生は、生活の中で役立てていってほしいと思います。