11月13日に、2年生を対象に「いのちの学習(がん教育)」を行いました。

今回の講師として、雲南保健所の青木さん、がん啓発サポーターの小林さんにお越しいただきました。

はじめに保健師さんから、がんについての様々な知識を教えていただきました。日本人の2人に1人が一生のうちにがんにかかると聞き、生徒たちはとても身近な病気だと認識したと思います。がんは生活習慣と関わりが深い病気で、100パーセント予防することは難しいが、かかりにくい生活を送ることはできると分かりました。

いのちの学習(がん教育)

その後は、自身ががんを経験し啓発サポーターを務めておられる小林さんから、がんの症状や治療方法、検診の必要性について詳しく教えていただき、それを通して感じられたことなどもお聞きすることができました。

いのちの学習(がん教育)

小林さんは、命の教育としてがんを語っておられるそうです。「命は一つしかない!」ということと「決して自分で命を絶たないでほしい」ということを強く伝えてくださいました。

生徒の感想では、

「今回の講演を聞いて、命の大切さや健康でいることは当たり前ではなく努力が必要だということを改めて感じた。今できることをしっかりして、精一杯生きたい。そして、心の面でも強くなれるよう生きていきたい。」

「今日の話を聞いて、がんについての見方が変わった。小林さんのように元気に明るく生きていきたいと思った。苦しくて辛いこともあるけれど、しっかり生きていきたい。」

「実際に経験した方の話を聞いて、テレビで見たり聞いたりしたことよりもよりリアルに感じた。がんへの恐怖を感じたが、それ以上にがんに3回なっても私たちの前で明るく前向きに話してくださる姿にとても感動した。」

などがあり、実際にがんを体験された小林さんからの話は生徒に強いメッセージとして伝わり、感じることがとても多かったようです。

 

また、生徒自身ができることとして、自己検診以外にも、身近な人と生活習慣について話し見直したり、がんについての知識を周りの人に伝えたりすることもとても大切な役割だと学びました。

貴重な話を聞かせていただき、ありがとうございました。