1月26日に、1年生がオンラインで地域医療学習を行いました。

はじめに、飯南病院の高橋事務長から「病院施設説明」を、角田院長からは「地域医療の現状」をお聞きしました。

飯南病院は救急機能を備えていること、常勤医師が“総合医”として勤務しておられることで、いつでもどんな病気・けがでも診てもらうことができ、住民が安心して暮らせることが分かりました。

また、「病院の活動は医療だけではない」と話しておられ、ふるさと教育や医療懇談会等を通して「飯南町で暮らせて幸せだな」と感じられる地域医療を、住民も一緒に作っていく大切さを学びました。

地域医療学習

後半は、町内で働いておられる介護福祉士、看護師、理学療法士の3人の方に生徒がインタビューをしました。仕事内容やその職種に就いたきっかけの他に、コロナ禍で大変なこと、高校生のうちにしておいた方がいいこと等をお聞きしました。

地域医療学習地域医療学習

生徒からは、

「医療に関わる人だけでなく、地域全体で生活の質を上げて誰もが住みやすい町にすることで、良い地域医療になると思った。」

「地域医療には、医師や看護師だけでなく、地域の人も大切な存在だと思った。地域の人が地域医療についての理解を深めていくことが、これからの医療につながっていくのだと感じた。」

「病院だけでなく、地域全体から見てもらうことで私たちの生活は豊かで安全になっているんだと思った。私も、将来地域との関わりを意識した仕事をしていきたい。私達若者が、地域医療を盛り上げていくべきだと感じた。」

「3名の方のインタビューを聞いて、それぞれの仕事にそれぞれの役割があって、いろいろな方向から地域の人を支えようという思いが伝わった。医療に携わる人一人ひとりが自分のできることで町に貢献しようとしているから、地域全体がより良いものになっていると思った。」

などの感想があり、地域医療に携わる人の思いに触れ、自分達にできることは何かを考える時間になったことが分かりました。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。