本校は今年度、自転車マナーアップモデル校に指定されています。その一環として、11月16日に、スタントマンの方々による危険な自転車走行に伴う交通事故を実演する「自転車交通安全教室」を行いました。

この事業はJA共済が警察と連携し、交通事故を一つでも少なくするための啓発活動の一つとして取り組んでおられます。今回は、スタントマンが自転車事故を再現することで、交通事故の恐さと共に安全な自転車利用の必要性を伝えてくださいました。

自転車の併進走行、右側走行など、ついついやってしまいがちな小さなルール違反が積み重なって大きな事故に繋がるという、様々な場面を実演を通して学び、注意点を確認しました。

自転車交通安全教育自転車交通安全教育

生徒は、どんな乗り方が間違っているのか、どうしたら防げるのかを考えながら見学しました。

大型車の大きな死角やトラックの内輪差の危険性も、実際に見ながら理解することができました。様々な事故の再現を見る中で、自転車に乗っている人が危険予測をすることも大切だと分かりました。

安全教室の中で、「自転車走行は、被害者だけでなく、加害者になる可能性もある。一歩間違えると人生を変えてしまうほどのリスクが潜んでいる。それを忘れないように責任を持ってハンドルを握ってください。」「もしも事故を起こしてしまったり目撃したりしたら必ず周囲の人に知らせ、安否を確認すること。それで助かる命がある。」とも伝えられました。加害者にも被害者にもならないために、自転車のマナーアップを学校全体で意識していきたいと思います。

JA共済様からは、全校生徒に夜光反射材の寄贈もしていただきました。ありがとうございました。