10月17日に、1年生を対象に進路ガイダンスを行いました。

はじめの全体説明では、講師の先生の高校時代の失敗談から、卒業後の進路先の間違った選び方や、どのような心構えで高校生活を過ごすと進路実現に近づくかなどをお聞きしました。

そして、高校卒業後の進路(就職・専門学校・短期大学・大学など)の違いについて詳しくお聞きしました。就職も進学も、高校生の学力を重視する傾向があり、日頃の学習習慣を大切にして、将来の選択肢を広げてほしいと話しておられました。

「学校と社会は同一線上にある」「高校は人生の土台作り」という言葉に共感し、感想に書いていた生徒が多くいました。

その後、2年1組にも話をしていただきました。

進路ガイダンス進路ガイダンス

後半は、大学や専門学校などから23もの分野の先生方が来校してくださいました。その中から、生徒は興味のある3つの分野の個別説明を聞きました。

上級学校でどんなことを学んでどんな資格が取得できるのか、学科によっての就職先の違い、仕事内容、資格がいる仕事・資格が無くても就ける仕事、就職での心構えなど、その分野に精通しておられる先生方が具体的に教えてくださいました。また、質問にも丁寧に答えてくださり、生徒たちは真剣に話を聞き、メモを取っていました。

進路ガイダンス

生徒からは、

「今回のガイダンスでたくさんの職業を知り、今の私が知っている職業は全体の本当にごく一部なんだと痛感した。学び、経験することで選択肢をもっと増やしていきたい。」

「改めていろいろな職業があって、それぞれに働き方や働く上で大切な心を学ぶことができた。学校と社会は同一線上と聞いて、高校生活で学んだ基礎は社会に出ても役立つと思うので、これからの毎日の生活を意識して、社会が求めている力を伸ばしていきたい。」

「話を聞いて、自分がイメージしていた仕事内容と違うことが多かった。将来後悔しないように、今からしっかりと考えて今後の進路を決めていきたい。」

「1つの分野でも、その中にさらに細かい分野があることが分かり、もっと自分を把握した上で自分に合った分野を知る必要があると感じた。」

「その職業の魅力や大変なところ、どちらも知ることができて、将来を具体的に考えることができた。」

「将来のことに対して具体的に考えることができた。そのおかげで、来年のコース選択の観点からもとても参考になった。」

などの感想がありました。

全体説明や個別説明を受けて、職業選択の幅が広がったと感じた生徒が多くいたようです。また、基礎学力の大切さが分かり、学習習慣をつけるために今後の生活を見直していこうと感じた生徒も多くいました。

今後行われるコース選択にも関わってくる話で、とても貴重な時間となりました。講師の先生方、ありがとうございました。