中高一貫教育 連携中学校で出前授業を行いました
2024年02月28日
飯南高校は飯南町内の頓原中学校・赤来中学校と連携型の中高一貫教育を行っています。
【TT(チームティーチング)授業】
◆高校➝中学校
高校の教員が中学校に出かけ、英語、数学、国語の3教科で毎週TT授業を実施しています。
また、社会・理科の2教科で出前授業を実施しています。
◆中学校➝高校
両中学校から高校に出向いてもらい、英語、数学で中学校教員と毎週TT授業を実施しています。
各教科における中高の連携により、中学校では基礎学力の充実、高校では習熟度や進路志望に応じた教科指導を継続的に行っています。中学校と高校の教員が連携・協力して授業を展開することで、一貫した学習指導や生徒理解に繋げています。
本校1年生を対象とした中高一貫教育についてのアンケート結果では、ほとんどの生徒がTT授業について、「中学校のことを聞ける」「気兼ねなく質問できる」など、肯定的に受け止めていることが分かりました。連携中学校出身の生徒もそうでない生徒も、中高一貫教育の良さを感じているようです。
【出前授業】2月に、それぞれの中学校で理科・社会の出前授業を行いました。
◆理科
中学2年生を対象に、液体窒素を使った様々な「物質の状態変化」の実験を行い、楽しみながら学んでもらいました。
3月には、中学1年生を対象に理科の出前授業を行う予定です。
◆社会
中学3年生を対象に、頓原中学校では「呪いからみる日本史」、赤来中学校では「軍縮か軍拡か~国際政治の現実~」と題して授業を行い、社会を学ぶ意味を感じ取ってもらいました。
高校では、中学校の理科が「化学」「生物」「物理」など、社会が「世界史」「日本史」「地理」「公共」などに分かれ、中学校の内容を更に掘り下げて詳しく学んでいきます。その一片を感じてもらえたのではないでしょうか。
今後も様々な授業や行事の連携を通じて、一人ひとりのよりよい学びに繋げていきたいと思います。