7月26日の1学期終業式に併せて、大会報告会・壮行発表会を行いました。

大会報告会では、7月16日に全国高等学校野球選手権記念島根大会に出場した野球部主将の原涼成さんから、「入部からこれまで野球ができていたのは、指導者、保護者、地域の方々に支えてもらったからだと思います。大好きな野球を続けられたのは、当たり前ではないので、感謝の気持ちでいっぱいです。これからは支えてもらった方々に少しずつ恩返ししていけるようにしていきたいです。応援してくださった方々、本当にありがとうございました。」という言葉が、大会結果と共に伝えられました。

大会報告会

また、7月29日に開催される全日本吹奏楽コンクール島根県大会【高等学校小編成の部】に出場する吹奏楽部の壮行発表会では、大会で演奏する楽曲「さくらのうた」を披露してくれました。

吹奏楽部壮行発表会

部長の戸田将寛さんは、「7月29日に行われるコンクールに向けて、外部の講師の先生にも教えていただき、練習をしてきました。お世話になっている方々への感謝の気持ちを忘れずに、頑張りたいと思います。「さくらのうた」という曲はとても良い曲なので、楽しんで練習をしています。このまま本番に全力で挑もうと思います。」と意気込みを聞かせてくれました。

 

その後、1学期終業式を行いました。

1学期終業式

1学期終業式 校長訓話(要旨)

 1学期終業式にあたり、始業式と一貫した話をしたい。話題は、朝読書である。
 始業式では、一流のアスリートが読書習慣を持ち、パフォーマンスにつなげているという話をした。読書とスポーツという一見関係なさそうなものをつなげているのは、「集中力」養成という部分である。
 さて、朝読書が成立するには、まず朝礼の10分前に登校し、10分間静かにするという状態が担保されないといけない。
 全校生徒の4分の1が寮生であり、また、多くの生徒がスクールバスを利用しているということもあるが、どのクラスも朝礼開始10分前に生徒が揃って静かな時間を過ごすことができているのは、本校が誇れることの一つであると考えている。
 次なる課題は、その時間を読書に振り向けることができるかどうか、である。生徒の皆さんも部活動との両立でかなり忙しい時間を過ごしていることは理解しているが、課題は前の日に終わらせるなどして、朝は読書する状態で臨んでもらいたい。
 2学期も引き続き、私も本を読みながら各クラスを回りたいと思っている。
 さて、本日の終業式で、4年ぶりにこの体育館において生歌で校歌が歌われる。最後の「いざともに睦み励まし 学びなん飯南高校」は、「なむ」の識別が難しいが、「学び」が連用形なので、「強意」+「意志」として訳すのがよいだろう。
 つまり、「さあ、一緒に仲良く励まし合いながら、しっかり学んでいこう」という意味になる。ぜひこれを実践してもらいたい。
 新学期に元気でお会いしましょう。