7月10日(月)、11日(火)に2年生が中山間地域体験学習を行いました。

はじめに中山間地域研究センターの貫田研究員から、中山間地域とは木材などの再生可能な資源を活かしている地域であるということや、

森林保護や鳥獣対策についての研究、飯南町の人口動態の予測などをお話しいただきました。

島根県は93%が中山間地域であり、人口減少による担い手不足や交通手段が不便であるなどの課題を抱える中、視点を変えると制限の多さが創造性を生むというお話があり、挑戦のきっかけに繋がるということがわかりました。

 

講義を受けたうえで、グループに分かれて中山間地域である飯南町の良いところや自身が取り組みたいことを付箋に書き出しました。

一番数の多いグループは付箋に35個挙げることができ、生徒一人ひとりが改めて地域について考える機会となったようです。

a

 

体験学習では、2日間で下記の体験コースの中から森林セラピーと興味のあるコースを1つ選び、体験しました。

 

・森林セラピー(全員)

・鳥獣被害対策

・建設業体験

・木材加工体験(マガジンラック作り)

・伐倒体験

・地域特産品加工体験(クロモジ茶作り)

・赤名湿地探索

1

体験の後は、自分が体験した飯南町の産業の課題や意義について考え、グループごとにグーグルスライドを使った資料を作成し、

発表しました。

a1

11

中山間地域研究センターの方や、体験で関わってくださった方にも発表を聴いていただきました。

質疑応答の時間を設けることで聞き手側は自分が体験していない活動についても理解を深めることが

できました。

 

今回多くの方に講義や体験でお世話になりました。

ありがとうございました。

この2日間で得た多くの気付きや学びを、まずは10月の研修旅行に活かしていきたいと思います。

9月には1年生が中山間地域体験学習を実施する予定です。