6月7日に、「第57回高校生のための文化講演会」を実施しました。この講演会は、物事の考え方や世界への関心を向けるきっかけになればと願い、毎年企画されているものです。

今回は、公益財団法人一ツ橋文芸教育振興会・山陰中央新報社主催で、講師として独立研究者の森田真生さんが「僕たちはどう生きるか」という演目で講演してくださいました。感染症の影響もあり、残念ながら対面ではなく、事前に収録されたものを各教室で聴講しました。

森田さんは、「人生には絶対に守らないといけないルールはない」「どう生きるかによって世界は変わってくる」と話され、これから生きる時代、今あるルールにとらわれず、柔軟な発想をし、実際にやってみることが大切だと伝えてくださいました。

また、事前に送った高校生からの「外から見た田舎の魅力は?」という質問には、「どこに住んでいても、その土地固有の風景が必ずある。今いる場所で、そこでしか気づけないことを観察してみてほしい。足元にはおもしろいものがたくさんある。」と答えてくださいました。

高校生のための文化講演会

講演を聞いた生徒からは、

「生きることにルールはなく、自分がどうするべきかを考えることが大事だから、自分らしい考えや生き方ができたらいいと感じた。」

「人生には答えがないので、自分なりの生き方で先のことも考えながら生活していきたいと思う。焦点を当てるところを変えることでまた違った何かが見えてくるかもしれないので、日々を楽しみながら生活したい。」

「環境に縛られることなく、いろいろな事柄に目を向け、疑問を持っていきたい。これからはたくさんのプレイを重ねていきたい。」

「世の中のルールは正解ばかりではなく、時には変わることもあるし、間違いだったりすることもあると分かったので、自分の中で納得できるルールを信じ、それだけにとらわれないようにしたいと思う。自分の当たり前を人に押し付けることがないように、他者の考えを聞き、自分の価値観の幅を広げたい。」

などの感想がありました。

講演にあわせて、一ツ橋文芸教育振興会からは、講師のサイン入り著書と、集英社文庫100冊セット、小学館国語辞典を寄贈していただきました。教育活動に活用させていただきます。

森田さん、貴重なご講演をありがとうございました。