1月27日に、1年生がオンラインで地域医療学習を行いました。

はじめに、飯南病院の高橋事務長から施設説明を、角田院長から地域医療の現状を話していただきました。お二人の話から、飯南病院は24時間365日開いている救急告示病院として、総合性と受診のしやすさを特徴としていること。住民が安心して暮らせるように、どんなけがや病気も診ることができる総合医として医師が勤務していること。地域の特性を活かしながら、求められていることに対してスキルアップしておられることが分かりました。 

生徒は、事前学習で習った「要約学習」の図式を利用してメモを取っていました。

その後は、飯南病院看護師の市山雅史さん、理学療法士の森山智博さん、町内の介護施設「庵」の介護福祉士の菅野啓太さんにインタビューしました。

地域医療学習

生徒は、様々な質問をする中で、利用者さんや患者さんに対する思いや仕事に対する考えを受け止め、感想に書いていました。

~生徒の感想から~

「地域医療に対して、様々な職種の方がいろいろな思いを持っておられることが分かった。地域の人とそれを支えていく人とが協力して町づくりをしていくことが大切だと思った。」

「どんな仕事であっても、その中で自分ができることを精一杯考えることが大切なんだと分かった。仕事に対する姿勢を見習って、自分の夢に向かって頑張っていきたい。」

「医療関係の仕事は大変だというイメージがあったが、大変だけどそれ以上のやりがいがあることが分かった。それぞれ違ったやりがいがあり、自分の仕事に誇りを持ってやっておられることを知り、もっと多くの職業について知りたいと思った。」

「地域医療が自分に関係ないものではないと分かったので、これから地域の方たちと支え合える関係でありたいと思った。地域医療は、地域の町民にかかせないものなので、これからも地域全体で協力して生活したいと思う。」

飯南町の地域医療の現状や課題、それに携わる人々の思いを知り、自分がどう携わっていくことができるのか考える時間となりました。