12月4日に、東海大学 文化社会学部 広報メディア学科の河井孝仁教授をお迎えし、3年1組を対象に「発信力を鍛える」講座を行いました。まず河井先生から、情報発信する際のターゲット(対象者)の行動分析や行動を促すための戦略をお聞きしました。

その後は、8班に分かれて飯南町の「魅力創造ワーク」を作成しました。飯南町内外に住む架空の人物を各班3人考え、年齢や仕事以外にも悩みや希望などを明確に設定しました。そして、生徒達が事前学習で考えた飯南町の「ヒト・モノ・コト・・・」など様々な種類の魅力を活用し、その人物が飯南町と関わりを持ちながら悩みを解決し、希望を実現するためのストーリーを考えました。

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それを模造紙にまとめ、8班同時にポスターセッションを行いました。これを4回行い、全員が自班の発表を自分の言葉で伝えました。

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他のグループの考えを聞き、町の魅力や課題を再確認・再発見し、町の新たな見方にも繋がったのではないでしょうか。

これらの活動を通して、「町を語る力をつける」ことができたと思います。そして、「ターゲットに合わせてどのような町の情報が提供できるか」、「希望を叶えるためにどのような人と連携してこの町を良くしていけるか」、「まだ実現できない課題についてはどのような町の魅力を高めるといいか」を考えるきっかけとなりました。

 

12月20日の課題研究 最終発表会では、各班それぞれのテーマで研究成果を披露します。

ポスターセッションで見られたように、自分たちの考えを自分たちの言葉で、聞き手を見ながら伝えようとする姿勢も発信力の向上に繋がると思います。町の魅力アップの一助となる発表に期待しています。