生命地域学「地域探究」資源獲得プレゼン(2年生)
2025年09月12日
9月8日に、来島交流センターにて2年生が「資源獲得プレゼンテーション」を実施しました。本校では、昨年度から2年生全員が生命地域学Ⅰ課題研究を行っています。
課題研究では、「 自分の好き」と「誰かの困った」を掛け合わせ、地域の方を喜ばせることに挑戦しています。今年度は13班に分かれ、班ごとに研究テーマを設定し、活動してきました。
今年度は、早い段階で「資源獲得プレゼン」を実施し、アイデアに共感していただいた地域の皆様から、知っている人材や知恵に関する情報提供をしていただく機会にしました。
各班の研究テーマ一覧(全13班)
11班:手元に届ける五感でリフレッシュ 12班:スポーツを通して運動不足の解消を 13班:遊びを通して子どもたちに自然の魅力を知ってもらう 14班:お菓子作りで高齢者と子どもの関わりを増やそう 15班:ペットも人も笑顔になれる、飯南町の食材 16班:子どもと自然を合わせた遊び方 21班:イベントの「情報発信」を強めよう 22班:高齢者を笑顔にしよう 23班:集え!飯南町の子ども達 24班:使いやすいい〜にゃんPAY 25班:子どものやりたいことを実現させる 26班:「アグサポ」~地域の未来へ、高校生が動く~ 27班:幅広い世代のからだを使う機会を増やす!! 大人の生命地域学:子どもが、より「主体的」に、「豊かに育つ」放課後時間をつくりたい |
今年度の2年生は、3年生の課題研究を引き継いで動き出した班や、今までになかった視点のテーマもあり、約1年後の「軌跡発表会」までの取り組みが楽しみになりました。
また、今回のプレゼンでは、今年度から始まった飯南町の取組「大人の生命地域学」とのコラボレーションも実現しました。発表者は佐々木康弘さん。上記テーマをもとに、放課後学童の時間に子どもの「やってみたい」を引き出し、やりたい遊びを子どもと相談しながら決めるサポート役として、「今回求めている資源は『きみ(高校生)だ!』」という力強いメッセージを生徒たちに向けて発信されました。
佐々木さんのプレゼンは、取り組んでおられる課題や求めている資源が具体的で分かりやすく、生徒にとってとても参考になる内容でした。
講評では、島根大学の吉崎聡一様から、取り組む課題を具体的にする方法や、創造的なユニークなアイデアを出すためのヒントをいただきました。発表を聞きに来てくださった地域の方からも、「一緒に協力できそう」「〇〇をしてみたらいいのではないか」などの声をさっそくいただき、生徒がさらに踏み出していくための資源をいただきました。ありがとうございました。
今回の「資源獲得プレゼン」の様子はコチラのページからご覧になれます。
動画をご覧になって、実施に必要な資源(ヒト・モノ・コト・カネ・チエ)に関する情報を提供していただける方は、こちらのフォームから回答をお願いいたします。
今後、生徒が地域のために動く際、ご協力をお願いすることがあるかと思います。可能な範囲で力を貸していただけたらと思います。