11月19日に、本校1年生と頓原中学校・赤来中学校の2年生を対象に、飯南ジョブトークを開催しました。昨年まではジョブフェアとして実施していましたが、今年は双方向の活動になるように内容を変更して行いました。9月頃から参加者を募集したところ、町内外から24名もの大人の方に参加していただくことができました。

今回は、大人1人と高校生2人のグループになり、お互いに自分の価値観を語るという内容で、生徒は、現在の職業観を図式化する事前学習を行い、当日のプレゼンに臨みました。

体育館は寒かったですが、地域の方、高校生が積極的に語り合い、熱気を帯びた雰囲気の中で授業が進みました。地域の方のお話は、自身の経験を踏まえたリアルで面白いお話ばかりで、生徒は興味津々の様子でした。4回のローテーションのうち、後半2回に中学生が参加し、高校生と地域の方の話をしっかりと聞きました。

ジョブトーク

事後学習では、ジョブトークで学んだことを取り入れて、今の価値観をもう一度図式化しました。生徒間での相互発表を経て、より多様な価値観を学ぶことができました。

ジョブトーク

~生徒の感想から~

・私達よりも多くの経験をしておられる大人の方のお話は自分になかった価値観も多く、とても勉強になった。働いておられる今も、目標や理想を持って働いておられて、私もそんな風になりたいと思った。

・ジョブトークの前は1つの職業しか考えていなかったが、まだまだ自分の知らない仕事がたくさんあると分かった。経験を通して今は知らない自分を知り、やりがいを感じるような仕事を見つけたい。

・4人の方に話を聞いて、4人とも職業観・人生観が違ったが、どれも大切で、人生に大切な考え方だと思った。今、進路について決めていかなければならない時期で、色々迷うことはあるが、自分がどう頑張るか、どうしていきたいかが大切だと感じた。

・人それぞれの仕事を始めたきっかけや意欲の方向性を聞けて、視野が広がった。話を聞く前は他のカテゴリーの考えは想像がつかなかったが、話を聞いて、それぞれの良さやつながり等が分かった。柔軟性を取り入れて、いろいろな角度から自分の将来について考えられるようになった。

・これまで、職業に就くまでのことしか考えることができていなかったが、地域の大人の方の話を聞いて、職に就いてからのことも考えることが重要だと感じた。


今回が初の試みとなった飯南ジョブトーク。

改善点を踏まえ、来年度に向けて試行錯誤していきます。

参加していただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

ジョブトーク