月根尾寮の舎監を紹介します。今回はもうすぐ勤務して8年になる霧生さんのインタビューです。

月根尾寮

 

 

 

◆本校の舎監になられたきっかけはなんでしたか?

当時の役場担当の方にお声がけしていただき、受験いたしました。

 

◆月根尾寮と寮生の第一印象を教えてください。

初めて出会う寮生さんたちは、「なんてできた方ばかり!」という印象で、積極的に寮長を中心に自主運営がされていた印象です。

 

◆この8年で変わったなと思うところはありますか?

時代とともに、生徒さん全体の意識や行動が変わったように思います。

例えば、当初(8年前)はおとなしく優等生ばかりで舎監や調理員さんに迷惑をかけないようにしっかり生活されていましたが、全体的には高校生らしい元気をあまり感じませんでした。それが時代ともに変化して、今の寮生は元気いっぱいな感じがします。

 

◆舎監をしていて大変なことは何ですか?

具合が悪くなられた生徒さんの迅速な対応。病状確認から各所への連絡、救急車の手配などです。

 

◆舎監をしていてうれしいことを教えてください。

卒業された方が、職場のしめなわ館に顔を出してくれることです。

 

◆月根尾寮での1番の思い出は何ですか?

真冬の大雪などによる長時間に及ぶ夜の停電です。2~3年前だったような気がします。停電中はペットボトルに水をためて下から懐中電灯やスマートフォンの光を当てて素敵なランタンを作り、キャンドルライトのような明かりで満たされた食堂でのディナータイムをむしろ楽しんでいたことが印象的でした。

 

◆寮生に期待することを教えてください!

高校生活は社会に出る一歩手前なので、社会人となる準備の場として寮生活を活用してほしいです。

 

◆寮生へのメッセージをおねがいします!

中山間地域の良さと都市生活の良さとどちらも大切なので、視野を広く持ち、思考は柔軟に、いろんなことにチャレンジしてほしいです。寮生活においてより良い日常生活を送るための改善ポイントを見つけたら、学校側とも積極的に話し合い、暮らしやすい環境づくりを自分たちでしっかり行えるようになってほしいです。

 

 

霧生さんありがとうございました!これからもよろしくお願いします。