１年生が入学時の不安を和らげ新しい環境にスムーズに慣れるために、様々な授業が行われました。新型コロナウイルス感染症対策のため、規模を縮小したものもありましたが、どの授業も背筋を伸ばし、真剣な表情で前を見て話を聞く１年生の姿が印象的でした。

【新入生オリエンテーション】

入学式の次の日に、各分掌の先生から学びの中で大切な「姿勢」「習慣」を身につけ、進路を実現するために、１年生の時から心がけておいてほしいことについて話がありました。また、身体と心の健康をサポートする体制についてもお伝えしました。

その後は３年生の代表者と１年生が対面式を行い、部活動紹介も行いました。１５の部活動や同好会が特色を活かして新入生に魅力をアピールしました。

【学習ガイダンス】

国・数・英の各教科でガイダンスが行われ、授業の中での注意点や、予習・復習の仕方、そして何よりも授業を大切にしてほしいという話がありました。

習熟度別少人数指導のあり方では、それぞれの理解度に合わせた丁寧な指導を通して、今まで苦手だと思っていた科目からも脱却するチャンスだと伝えられました。新たな気持ちで各教科に向かってほしいと思います。

【情報モラル講座・制服着こなしセミナー】

情報モラル講座では、スマートフォンやケータイ電話を使う際に気をつけることを様々な例をもとに確認し、生徒指導部の先生からも自分の言動に責任を持ってほしいという話がありました。

着こなしセミナーでは、制服メーカーから講師をお招きし制服の意味や役割をお聞きしました。制服をきちんと着こなし「外見力」を身に付けることで、相手や周囲の人に良い印象を与えることができ、それが言葉の説得力にも繋がると分かりました。

【図書館ガイダンス】

司書の河野さんから図書館の利用方法や本の種別等を学んだ後、グループワークを通してクイズ形式で楽しみながら調べ学習を行いました。調べ学習は今後の学習の中でも必要になってきますが、その際に気をつけること等も併せて学びました。設問を解くために、グループで協力しながら必要な本を探し、答えを導いていました。グループやクラスでの繋がりを深める時間にもなりました。

全国に緊急事態宣言が出されたため、４月２０日から臨時休業期間に入りました。授業や部活動等を通してクラスメイトや上級生と繋がりを深め、自分の学習や生活スタイルを確立していく学校生活が、一刻も早く再開し日常が取り戻せることを祈っています。