令和7年3月27日、鳥取大学医学部附属病院およびBSS山陰放送が主催する「第6回発明楽コンテスト」が開催されました。このコンテストは、高校生が日常生活の中で感じた課題に向き合い、創造的な発明を通じて未来への一歩を踏み出すことを目的としたものです。

 今回のテーマは「困っている課題を解決し、まわりの人が笑顔や幸福(Well-Being)になれるアイデア」。全国から約40チームが応募する中で、本校3年2組の2C班(五所尾航大さん、竹内槍將斗さん、三上薫さん)が提案した「定植器で農家を救え!メロン用定植器」が、最優秀賞にあたる「発明楽大賞」を受賞しました!

第6回発明楽コンテスト第6回発明楽コンテスト2C

 さらに、このコンテストで発表した発明に関して、BSS山陰放送様および鳥取県知財総合支援窓口様のご協力のもと、苗の設置と土寄せ作業を効率化する画期的な農業用器具の発明内容について、特許出願を行いました。

(※発明者は2C班の生徒、その発明をもとにBSS山陰放送様が出願人となって出願されています。)

 このたびの特許出願は、本校の学校設定教科「生命地域学」において、生徒たちが地域の課題解決に真剣に取り組んできた成果の一つです。また、今回の成果が、本校の次世代型探究学習のモデルとして、地域と未来をつなぐ実践の一歩となったことを、大変嬉しく思います。

 発明楽大賞を受賞した2C班の生徒の皆さん、そしてご支援くださった飯南地域の関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

 ※第6回発明楽コンテストHP https://www.bss.jp/hatsumeigaku/