5月27日に、3年生を対象とした進路講演会を行いました。

講師には、株式会社「いづも農園」の吉岡佳紀さんをお迎えしました。「ふるさとを元気にしたい!」「地域に貢献したい!」と考えて社会人としてどのように歩んでこられたかを詳しくお聞きしました。

進路講演会

ディズニーランド、島根県職員と、様々な経歴を持っておられますが、どの職業に就いておられても「ふるさと島根を元気にしたい!」「夢と幸福感にあふれた島根に!」という夢(=目的)は変わらなかったと吉岡さん。「夢をもっている人と、そうでない人は人生が違う!」「夢とは、自分の身近にある大好きな人やもの、ことを考え、そのために何ができるのかを考えるといい。」「夢を持っていると何かのせいにせず、まずは自分が変わっていく。」など熱く語ってくださいました。

また、「仕事とは価値を生み出すことであり、その中でどんな感動を生み続けられるかが大切。全ての仕事に人を感動させる価値がある。」と仰っていました。

生徒は熱心にメモを取りながらも、前を向いてとても集中して聞いていたのが印象的でした。生徒からは、 

「【どんな仕事でも感動を与えられることができる】という言葉がとても印象に残った。どんな仕事に就くのかではなく、その仕事でどれだけ想像以上のことができるかが大切だとわかった。」

「いい仕事はなんだろう?と考えることがあったが、どの職についても、よりいい仕事というのは自分で創っていくものだということがわかり、探すのではなく、自分次第だということに気づいた。」

「夢を明確にする、ということが印象に残った。夢=仕事ではなく、夢=目的なので、これから進路を決め、働く上で大切にしていきたい。」

等の感想がありました。

社会の中で自分を活かす方法について考え、【夢=目的】を明確にし、突き詰めていく大切さを学びました。吉岡さんは、「何か小さなことからでいいので、今日から始めてほしい!」と仰っていました。

この講演会を機に、「この大学に行きたい!」「この仕事に就きたい!」の先にある、自分の目的をしっかりと見据えていける高校生活にしてほしいと思います。