3年1組は生命地域学Ⅱの授業で、4月から 「好き」×「地域にいいこと」で人を喜ばせる をテーマに、12班に分かれて9か月間 課題研究に取り組んできました。

その集大成として、12月5日に最終発表会を行いました。


▶【1班】飯南高校生に「森の絹」を知ってもらう

「森の絹」(飯南町産の無農薬栽培のさつまいも)が全国的に広まっていることを知るが、高校内での認知度が思っていたよりも低いことから、調理して食べてもらうことに。校内での認知度を上げ、特産品について語ってもらうことに期待。

1班

▶【2班】害虫対策してみた

野菜の上にかける寒冷紗(かんれいしゃ)シートと手作りの山椒スプレーを使って、大根と白菜の虫の被害が改善するかどうか確かめた。

2班

▶【3班】サツマイモの知名度を飯南高校生から上げる

飯南町にサツマイモを使ったメニューが少ないことから、ミエルさんとコラボ商品を開発。考案した ‶さつまいもサンドパン” をミエルさんの協力のもと、店頭、高校で販売。パッケージのデザインやふるさと納税のシールを貼る等の工夫も。

3班

▶【4班】地域の小学生に「本」を好きになってもらう

子どもの読書量が減っているという統計データから、小学生を本好きにするために小学校に読み聞かせに行ったり、絵や字を使ったポップ(本の紹介文など)作りを提案したりした。ポップを作ってくれた小学生には、そのデザインをもとにしおりを作って渡した。

4班

▶【5班】農業の魅力を若者に伝えよう

農家の高齢化、担い手不足を解消するため、農業を体験したり、農家さんにインタビューしたりし、やりがいや楽しさをパンフレットに詰め込んだ。中高生に配ることで農業の魅力を知ってもらい、農業への意識を変えようとした。

5班

▶【6班】飯南町の木を使って思い出を残そう

飯南町で採れた木材の端材を使って積み木、ベンチを製作。保育所にプレゼントする予定。

6班

▶【7班】スポーツを通して子どもたちを笑顔にする

町内に遊べる場所が少ないことから、小学生を対象にドッジボール大会を開催。

7班

▶【8班】流す

特産品を流して観光客を飯南町に流そうと、竹製の流しそうめん台に特産品が当たるくじを入れたガチャ玉を流す(転がす)イベントを企画。飯南町の魅力を知ってもらい、竹の活用にも繋がるイベントにした。

8班

▶【9班】森林ゴ・バブでリラックス

手軽にリラックスし、免疫力を向上させるためのバスボムを試作。飯南町の特産品で香り付けをしようと、クロモジ(森林)+りんごを使って挑戦。アレルギーに配慮しながら使用してもらう難しさを知り、配布を断念。発表時にはバスボム体験も。

9班

▶【10班】捨てずに映えさせよう

廃棄される農作物(りんご・ブルーベリー)を使って、誰でも簡単に作れる “映えスイーツ”(ヨーグルトブルーベリームース)を作った。「鐘や」さんに協力してもらい中高生食堂の時間帯に2日間限定で販売。SNSでもレシピを発信予定。

10班

▶【11班】山の資源を子どもたちの未来へ

保育所を訪問し、普段の遊びの様子を知った。おままごと用のキッチンがあると更に遊びが楽しくなると考え、飯南町の木材(端材)を使って、高さ等にも配慮した子ども目線のキッチンを一から設計し、製作した。

11班

▶【12班】飯南町の木材でペットと飼い主を喜ばせる

町内にペットと飼い主が遊ぶ場所が少ないことから、頓原道の駅裏のドッグランに、飯南町の木材を使った遊具を製作・設置し、ペットも飼い主も楽しめるようにした。

12班


講師として来ていただいた島根県教育庁 教育指導課の佐々木企画幹は、各班の発表ごとに本質的な質問が積極的に出ていて、最終発表会が学びある時間になっていたと仰っていました。

発表については、7月に行った「資源獲得プレゼン」と比べて、新たな気づきを拾って、情報を丁寧に扱っていることや、振り返り・分析を繰り返し、質が高まったことを評価してくださいました。また、高校生がやりたいことを形にしていることは、地域にインパクトを与え、町を盛り上げることに繋がっているので、探究が意味のあるものになっていると言っていただきました。

最終発表会に参加した2年生は、今年度から課題研究に取り組んでいます。3年生の発表を見て、自分達の研究に取り入れられることや気を付けること等、これからに繋がる学びがあったのではないでしょうか。

3年生の課題研究では、地域の方や様々な企業にご協力いただき、研究を進めることができました。生徒のために、材料やアイデアの提供、アンケートへの協力をしていただき、本当にありがとうございました。