2月4日に行われた【しまね探究フェスタ2021】に本校からは3名が参加しました。このフェスタは、島根県内の高校生が探究学習の学びを互いに共有し合うことで、探究学習の楽しさを知り、学びを深めるために実施されています。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインによる開催でした。

飯南高校は寮生3名(近藤成佳さん、大井理楽さん、錦織快さん)が発表しました。

11月からこのプロジェクトについて考え始めましたが、テーマ決めに苦しんだという3人。コーディネーターや先生と意見交換をし、入学してこれまで体験してきたこと等を盛り込んで、「飯南町に住んでみて感じているこの町の魅力を、町外の高校生にも知ってもらいたい!」という思いを持ちました。そして、『なぜかしら飯南町に来てしまった私たちによる町の考察』と題してまとめ、発表しました。

しまね探究フェスタ2021

飯南町以外の地域から飯南高校に入学している3人の視点からの飯南町の魅力、これからやってみたい町との関わりがよく分かる発表となっていました。飯南町での縁を大切にしていきたいという思いも伝わってきました。

発表後、「聞いている人が元気になれるような、飯南愛を感じる発表だった。地域の人を巻き込んだ活動を企画し、継続して関われる仕組みを考えていってほしい。」というメッセージをいただきました。

同じグループの5つの高校の発表も聞きました。様々なジャンルの、それぞれの高校の魅力が伝わる発表を聞き、「刺激を受けた」「いろいろな視点で島根を知ることができた」と話していました。 

この探究フェスタを通して、3人は発見力、アイディア力、発信力が高められたと感じたそうです。飯南町でやってみたいことをぜひ実現して、今後も探究を深めていってほしいと思います。

2月8日には、1・2年生に対しても発表する場を設けています。