飯南型キャリア教育「生命地域学」
ー飯南町をフィールドとしたキャリア教育ー
飯南町をフィールドにして、様々な体験学習や課題解決型学習を行っています。次の時代を生き抜く力の育成に力を入れています。
これからの変化の激しい社会の中で生き抜いていく力。それは「主体的に課題を見つけ、様々な他者と協働しながら、答えのない課題に粘り強く向かっていく力」であると考えます。 具体的には、論理的思考力、コミュニケーション力や感性・情緒といった、「生きる力」を構成する重要な力を育成していきます。
生命地域宣言をしている飯南町をフィールドとしたキャリア教育を「生命地域学」と呼んでいます。
「生命地域」とは、「自然の営みと人々の暮らしが調和した持続的に発展可能な地域であり、個々の人々の活動が、地域の中で有機的につながりあい、一つの生命のように秩序を保っている」という意味です。
生命地域学の目標
「自らの人生を主体的に切り拓く人物の育成」
飯南高校では次の時代を主体的に切り拓くために、特に「3つの力」を大切にしています。
関わる力
飯南高校には、現在約50以上の中学校から生徒が入学しています。東京・大阪をはじめとする全国各地から入学した生徒は互いに刺激しあい、高め合う仲間になります。
飯南町は豊かな自然の中で四季をはっきりと感じることができ、神楽やはやしこなどの伝統文化も継承され、古くからの日本の姿が残っています。また、少子高齢化や医療問題などに直面している課題先進地であり、まさに最先端の学びのフィールドであると言えます。これらの多様な資源(モノ・コト)に関心を持ち、他者(ヒト)と協働することで関わる力を身につけます。
描く力
飯南町をフィールドにしたキャリア教育を行うことや、これまでの学校や普段の生活の中で得た知識や経験をもとに、自らの将来や地域の今後について考え、理想やそこに向かうための計画を描く力を身につけます。
発信する力
飯南高校ではポスター形式やパワーポイントでの発表を定期的に行うことでプレゼンテーション能力を育成します。また、小論文トレー二ングを行い、文章を書く力の育成にも取り組んでいます。
様々な方法で地域・高校の魅力や課題、自らの考えや夢を発信する力を身につけます。