昨年11月、飯南町花栗の農家「Tagosunふぁ~む」の福間友英さんから、ご自身が栽培しているさつまいもを全国でブランド展開したいので、「飯南町をPRするような題字やロゴを作成してほしい」という依頼をいただき、本校の書道同好会の生徒3人と美術クラブの生徒4人がミーティングや試作を重ねてきました。

そしてこのたび、題字とロゴが完成し、6月16日に披露&贈呈式を行いました。

「Tagosunふぁ~む」のさつまいもを使用しておられる長野県の焼き芋屋「よっしーのお芋屋さん」代表の吉川裕次さんもオンラインで参加してくださいました。

さつまいもパッケージデザイン

「全国に広げていくために“魅せ方”がとても重要」と福間さん。そういった想いを受けて、生徒達は題字やロゴをどのようにこだわってデザインしたのか発表しました。

さつまいもパッケージデザイン さつまいもパッケージデザイン
飯南町の自然や“たごさんふぁ~む”を絵に表して 柔らかいイメージやかわいい雰囲気を意識して

福間さんは今後、このデザインをもとに、福間さんの想いや飯南高校の想いを込めてオリジナルの焼き芋袋を作っていきたいと話しておられました。「よっしーのお芋屋さん」でも、オリジナル袋を使って焼き芋販売してもらい、飯南町のさつまいもや飯南高校を全国の方にPRしていきたいそうです。

よっしーさんは、「ブランド化することで、その価値を高めることができる。想いやデザインを乗せることでその価値は上がっていく。今後、どんどん発信していってほしい。」とおっしゃっていました。

さつまいもパッケージデザイン

作成に携わった生徒は、「貴重な経験をさせていただいてありがたい。福間さんのおいしいお芋が、全国に広がってほしい。」と話していました。

最後に絹蜜小町で作った焼き芋をたくさんの生徒が試食させていただき、そのおいしさに笑顔が広がっていました。

福間さんのさつまいもだけでなく、地域と高校生とのつながりを地域や全国にPRする機会にもなりそうです。